ぱきすタン(ちまきing/三才ブックス |
インド、パキスタン、バングラディシュ-ひとつながりの空の下で交錯する愛憎を、歴史の奔流に運ばれる三姉妹として描く!
「萌えちゃいるけど中身はマトモ」そんな三才ブックスの路線にたがわぬ、可愛くてハードな世界史4コママンガです。第一弾の「あふがにすタン」は2005年に発行、この「ぱきすタン」は第二弾ではありますが、バラで読んでも全然OKvv
<<誰にでもわかりやすく>>
専門用語も知らない、予備知識はまったく無い。そんなヒトに何かを説明するのは苦手です。これ以上の難題は無いってくらい・・・コミニュケーション下手だもの・・・orz
知らないヒトに自分が知ってる事を話しても伝わらない虚しいですよね。興味すら持ってもらえなければ、自分と伝えたいヒトとの距離はどんどん伸びていくばかり。まるで自分が言葉の通じない国に放り出された様な孤独感が。
「興味を持ってもらいたい。」
ぱきすタンもあふがにすタンも目的はこれ。元々複雑な国際関係を、わかりやすく無駄に混乱しない様に丁寧に解説してくれます。面倒なら最初は4コマ部分だけ追いかけていけばいい、興味が出たら解説を読めばいい、もっと興味が出たら参考文献を直接読んで欲しい。
そんな読むヒトに「やさしい」本でした。
バッチリ今流行の(?)国擬人化ネタではありますが、ヘタリアと違ってあまり笑えませんので。国情が国情だけに、笑っていてもだんだん悲しくなってくるのがねぇ;_;)
あ、日本のわたわたっぷりは笑えるね!