トッキュー#20(原作:小森陽一・画:久保ミツロウ/講談社) |
ラストとは言っても明るく前向き、登場してきたキャラ全員、特性を生かした持ち場で頑張って行く・・これ以外無いでしょう。
ラストのリアル・トッキュー日記で久保さんが海上保安庁長官から表彰され、小森さんが海洋立国推進功労賞を受賞された事が描いてあります。
なんかね、当然だと思うんですよ。表彰どんどんしてくださいよ。だって、新潟空港でへろへろ写真撮ってると、親子連れの方なんかが海保の機体指差して聞いてくるんですよ。
「あれって旅客機じゃないんですか?」って。
「ああ、あれは海保ですよ^o^)」って答えると・・・「カイホ?」って不思議な顔されちゃうんです。
で・も!!ここで「ほら海猿の」って言うと、もれなく納得していただけちゃうんですよ!!!
これって凄いコトじゃないですか?!
<<皆さんフツーのヒトだった>>
九管所属「やひこ」。これ護衛艦から撮影したんだった^^;)
同じく九管所属ですが、後ろは新潟の「ひだ」、手前は金沢の「のりくら」
5月のG8労働大臣サミットの警備の予行訓練です。
ベル212「日本海」。巡視船「えちご」搭載機です。通常は「えちご」に搭載されていて、訓練や整備の時に海保の航空基地に来るんだそーで。
ビーチクラフト機「とき」・・・たぶん1号かな??
はっはー海保系の写真ほえほえ上げちゃいますよーだって一杯あるんだもん!
ひゃっほう(ノ*゚ー゚)ノ
巡視船停泊場所もヘリ基地も行動範囲なんです。新潟空港に行くとヘリ発着だけじゃなく、沖合走る巡視船見れますしのぅ。
写真から伝わるかわかりませんが、兵悟の実家、ゆりちゃんお父さんの船がある漁港。今ワタシがカメラ抱えて回ってる場所と、物凄く似たような風景なんですよね。
昔、自分の家族が海保の皆さんにお世話になった事がありますし、漁業に従事している方が
多い地域に住んでましたしね。あって当たり前、知ってて当たり前の組織でした。
そんな環境だったものですから、逆に「フツーの人が勉強&訓練して勤務してる」という感覚が抜け落ちてたんですね(なんか遠い世界のありがたいヒト達だったです)他にも、海難救助やってくれるのは知っていても、まさか不審船や海外の災害に派遣されているのは知りませんでした。
・・・あの人達はこんな仕事をしていたんだ。
そりゃ全部が全部実話じゃないでしょうけど、海保の方々を「より身近」に感じさせてくれた作品でした。描いていた久保さんが楽しかった様に、読ませてもらったワタシも楽しかったです。
久保さん・小森さん、次回作を楽しみにしてます!
とりあえず小森さんは「海猿3」ですな!