2007年はこれが面白かったよ! |
発行&発表年が今年限定というワケではありません。今年読んで印象に残った作品ですね。
んで巻数は最終巻です。
<<コミック>>
今年は残念作品が多かったです。他にWebから書籍化された作品も沢山読みましたね。
■今日の早川さん(coco/ハヤカワ
お願いですから量子ちゃんにカメラ持たさないでくらさい。本書購入後、周囲に貸したら「わー行動パターンそっくりー」とか「これやったやった」と暴言吐かれまくりました。
そんなこたぁ無い!
量子ちゃんはSFファンにしても格好つけ&ヒネりすぎなの!(むしろSF者としてはベタ過ぎ)と言ってるんですが・・・まさかPENTAXユーザーになられてしまうとはぁぁ!!
■皇国の守護者#5(原作:佐藤大輔 画:伊藤悠/講談社
゚(゚ `Д)ノ。゚ヽ( )ノ゚。ヽ(Д´ ゚)ノ゚。。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。ウワァァァン!!
一応ケリはついてる辺りで終結してはいますが・・・やっぱ酷いよぅ~
長編になってくれると信じていたのに。
■ククルカン-史上最大の作戦-#7(高田慎一郎/スクウェア・エニックス
これもまさかアッサリ終わるとはね・・・
皇国の守護者に比べたら。゚(゚ノД`゚)゚。 ゎー な程度ですがショック。
ええ先日のレビューには身内友人から爆笑いただきまして~もうね、描いても似てない件については自虐芸の域っす。
■群青学舎#1,#2(入江亜季/エンターブレイン
ファンタジー作品。懐かしいのに新しい。自分の時間を逆行しているような錯覚さえ感じました。
丁寧な人物描写はロマンティックの極致です。
■東京事件-TOKYO CASE1-(原作:大塚英志 作画:管野博之/角川書店
昭和の事件に絡めたミステリー。
大塚さんの原作って読みにくいんですよ。予備知識を読者に求めすぎるというかね。
求めてくれても構わないのだけど、知識が先行しすぎて共感まで行かないというか。
徹底してミステリーに仕立ててしまうと楽しいのかも。
■ベル☆スタア強盗団 #3(伊藤明弘/角川書店
古本屋さんありがとう!もう無条件に爽快!
雨あられと降り注ぐ弾幕って快感だわ <変態
■Ordinariy±(高橋慶太郎/小学館
タマにこっちも描いてくださいよー
ヨルムンガンドもそうですが「残酷に見えない方が残酷」って描写上手いですよね。
■フルーツバスケット#23(高屋奈月/白泉社
8年がかりの長編。いきなり出会って恋に落ちる単純な恋愛では無いので、恋愛モノ苦手でも読めるのではと思います。なにせ私が読めたくらいだ!
残念大賞もうひとつは「重機人間ユンボル #1(武井宏之/集英社 」ですねぇ。
<<小説>>
「文庫化されそうな作品は文庫になってから」という鉄の掟があるので、これも新作という範囲からはズレてます・・・ウチ木造だからね^^;)
今年は日本SF多めにしてたんですが、どうも日本製SF作品を読むのは体力使うよorz
■老ヴォールの惑星(小川一水/早川書房
今年は「第六大陸」「復活の地」と読ませていただきました。
これが一番好みに近かったなぁ。新作「時砂の王」はどうっすか?面白いすか?
■膚の下(上・下)(神林長平/ハヤカワ
火星4部作完結編。
ここまで読まないと何かが通っていかない、作品がバラバラのジグソーパズルみたいです。
「あなたの魂に安らぎあれ」を読んでつまらなかったって人にこそ読んで欲しいかも。
■星ぼしの荒野から (Jティプトリー・ジュニア/ハヤカワ
ティプトリーの短編はいい!やっぱ素晴らしいです~アリスさん大好きだ~
まだ日本未発表の作品埋まってないですかねー
イーガンの「ひとりっ子」も良かったんですが、今年一番の海外SFはこれっすね。
■死にゆく者への祈り (ジャック・ヒギンズ/ハヤカワ
ハードボイルドの名作。全然今年読んだじゃないんですが、手元に来たのが今年。
ジュンク堂に行くと「ああ駐車料金割引に足りないわ♪」なんて理由に「あらこれ面白かったのよねー」なんて言い訳いいつつ買った本デス^^;)
久しぶりに山田正紀の短編集「私を猫と呼ばないで」が小学館から出たらしいです。文庫を待つかハードカバーで買うか悩みどころ。小学館だと文庫化が早そうだしーうーん。