映画をだらっとね |
だらだら観た映画の感想など。
まず地上波から。
■ナイトミュージアム(監督 ショーン・レヴィ 2006/アメリカ
家族で楽しめる映画。過不足無く楽しい。どの年齢層が観ても楽しめるんだろうなぁ。
■トランスポーター(監督 ルイ・レテリエ コリー・ユン 2002/フランス・アメリカ
しょぼくれたタルコーニ警部の役どころがいい。初老人情派警部~これでTVドラマが一本撮れる。
でも見どころはジェイソン・ステイサムの背筋。いや腹筋もいいけど背筋。
■守護神(監督:アンドリュー・デイヴィス 2006/アメリカ
フツーにレスキュー版トップガンか愛と青春の旅立ちかと思って和やかに見てたらオチに総毛立った。
だってワタシ海辺の出身だもん・・・いやね、子供の頃聞いた事があるんですよ、リアルで。
救助された人が「もう一人助けてくれ!俺を励ましてくれた人がいる!」って言うの。
説明を付ければ何とでもなるんでしょうけど、場所も時間を隔てても「あるハナシ」なんだと思ったら、感動驚愕阿鼻叫喚ですな。
■鬼太郎
2作とも観ましたが・・・佐野四郎が怖かった・・・生の蛇を首に巻いて演技するのは・・・ひぃぃ~
にょろりとした生物、見る分には「まぁ平気」程度ですが、生を首に巻けったら遠慮したいです。山道でお会いするのも遠慮したい。超びびり^^;)佐野さんならタコっぽかったり、魚っぽく目が離れていて生臭くても平気かもしんないですね。いあいあ。
■トルネード 地球崩壊のサイン(監督:アンドレアス・リンケ 2006/ドイツ
映画情報検索しようとして「トーネード」って入れた・・・そりゃ出ませんってorz
えードイツ映画に頑固親父と反発する子供は必須ですか?
ウォルフガングとかエヴァとヤンとかなー別方向で耳馴染みがありすぎて微妙な顔で観てました(=▽=)
んで借りたDVD。
■スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ(監督:三池崇史 2007/日本
これイイ!アホくせーぇぇ(最大級の褒め言葉として使用してみました)
桃井さん素敵ィィ!!!「ババァだもん口挟むもんなんだよ」なんて名台詞!主人公は一応伊藤英明なんですけど、作中一番いいキャラは桃井かおり。
他にも堺雅人サンを始め贅沢にいい役者を使いまくり。もー石橋貴明のオカマはハマりすぎ。実写でワンピのボンちゃんが演れるのは彼しかいない。
馬鹿馬鹿しくも格好良く立ち回ってくれる、ナイスなB級映画でした。
格好いいとかスタイリッシュを突き詰めると着地点は悲劇でなければ「超絶馬鹿馬鹿しい喜劇」になるんでしょう。喜劇と悲劇は裏表だし。わかってて馬鹿を突き抜けてくれると楽しく観れますな、映画でも漫画でも。
■BULLETS BREAK(監督:サム・アキナ 2005/アメリカ
あらすじ紹介はこんな。
「出てくる奴ら、みんな悪人! 飛び交う銃弾20,000発! お前に生き残る術はあるか?! 極限まで登り詰めた超ド級リベンジ・ガン・アクション最新作!! 香港アクション映画のスタッフが電撃参加。ガン・アクション映画全盛期の完全復活を目指した意欲作。
――10年前、仲間の裏切りにあい瀕死の重傷を負った男: キャッシュが、復讐の炎をたぎらせ街に戻って来た! 裏切った男は今や、その街を牛耳るギャングの親分にのし上がっていた・・・」
血と臓物ダメなヒトは避けた方がよろしいかと。血じゃなくて中身が飛び散るガンアクション。
アレですよ、過去の因縁を引きずった男が、危うい均衡で保たれてる複数組織の中で大暴れな話っす。暴れてるけど全然スカッとしません、あははは~素敵だ素敵すぎる~B級映画バンザイvv
なんかね映像が古臭いんですよ。んで映画っぽくないアップのカット多用、映画って言うよりCMかTVっぽい、小さくてボケた場末映画館のスクリーンならピッタリだ。
その上泥くっさいデロデロしたエレキギターの音楽、イントロは丸っきり西部劇。所々BLACK LAGOONでも使っていた様なベタな演出がたまりませんで。
出演者が「 トム・ドーティ/ ジェリー・ロイド/ ロイ・スタントン/ ロドリゴ・ディメデイロス・・・」誰?ちゅーラインナップなのがまたなんとも。笑えるので日本語吹き替えで見るが吉。
■地球が静止する日(The Day the Earth Stood Stil
監督:スコット・リクソン 2008/アメリカ
面白く無いワケが無いプロットがあったとしても、面白く膨らますのは難しいのねぇ。
SF作品。アイデアはSFというジャンルが生まれて数年で出尽くしたと言われてるんですよ。超人・宇宙人・超能力者・タイムスリップとかね。古典作品は単純でわかりやすいので面白い作品は多いんですがーなにせ映像やイメージがしょぼい。こんな風に上手くリメイクできるなら、どんどんした方がええですのぅ。
ジェイコブ (ジェイデン・スミス) くんのキャストが心憎い。人種がミックスされた容貌の子どもだからこそ、人種差云々で無く人類の象徴に見えてきて、「人類の未熟さ」がぐっと近くなる。
でも冒険だったとも思う、最初は実に嫌なガキだもん。