空へ-救いの翼 RESCUE WINGS-(監督:手塚昌明 |
「母を救った航空救難団に憧れ、女性初の救難ヘリUH-60Jの新人パイロットとなった川島遥風(はるか)。
過酷な訓練、感傷を捨てなければ全う出来ぬ人命救助の任務。荒れ狂う海へ、突風渦巻く断崖へ、強風吹きすさぶ離島へ。彼女は、葛藤しながら「救えないこと」の辛さをも乗り越え、救難ヘリ操縦士としての覚悟と誇りを育んでいく・・・」
アニメ「よみがえる空-レスキューウィングス」では味わえない、実写の迫力が存分に楽しめる映画でした。
それにしても・・・うわーパンフレット薄~い。全然解説載ってない;_;)
<<実際はアスコット>>
これはリアル!と感心したのが台詞。台詞と言ってもですね、普通の会話じゃなくて「無線通信のやりとり」
I HAVE CONTROL.
TARGET INSITE. SURVIVOR INSITE.
RTB.
ってヤツ。戦闘妖精雪風でおなじみのアレです。
雪風OVA#4深井さんの英語が棒読み日本語英語でね、うわwwww堺さんwwwとか思っちゃったんですよ。(中田譲治さんの英語発音が素晴らしかっただけに尚更!)
でも深井さん正しかったんです。実際にエアーバンド聞いててもあんな感じでございます(田舎の空港だからだけじゃないと思うよ)去年エアーバンド用のレシーバー買って聞いてるんですけど(*1)実際の無線通信じゃ抑揚付けて喋んないですよ。
今回も役者皆さんが大根だからじゃなくて、拙い様な棒読みっぽい喋り方の方が断然リアル。
ホント堺雅人さんごめんっ!正直すまんかった!
そうそう、映画ではコールサインが実際のモノとは違ってました。それっぽいので全然気になりませんけどねvv
*1 買ったはいいけど航空祭で使えませんでした。片耳しか聞こえないので・・・片耳でレシーバー使うと怖くて歩けないorz
幸い、自宅から地元空港のエアバンがひろえるんで地味に聞いてます。
<<見所満載ですが>>
神業着陸シーンが圧巻!冒頭からバートル(V-107A)が狭く薄暗い場所へが着陸、UH-60Jも左右50cmしか余裕が無い場所に着陸ですよ。映画館で思わず拍手vv
他にF-15JのACM(空対空戦闘機動)は至近距離から撮ってるし、もう小松基地ネタが満載。
地味ながら面白かったのがU-125A。マーカー投下シーンとか、航空祭の救難展示だけでは見れない面白映像でした。
航空自衛隊全面協力に加え、海上自衛隊からも護衛艦「はるさめ」哨戒ヘリ・シーホーク(SH-60K)も参加、いやー豪華です!
しっかり満足できる自衛隊映像でした・・・って、役者さん褒めてませんね^^;)テーマは重いのですが、お仕事紹介が主なので、あまり入り組んだ話も無いんですね。厳しい現場で若々しい役者さんの拙さがピッタリ~くらいで・・・戦闘機&ヘリ見てると幸せになれるタイプの人なら絶対面白い映画なんですが、興味が無い方にはどうでしょう?単純でつまらない映画・・・かもしれません。
おー海自と空自でちょっと敬礼が違うとか、途中負傷した自衛隊員さんは救助した人と搬送先が違うとか。細かいリアルを拾って楽しめると、かな~り楽しくなると思います・・・うわーなんか説得力無いかもー興味ない人がいきなり興味持てる分野じゃないですもんねorz