GUNSMITH CATS BURST#5(園田健一/講談社) |
あらすじは・・・
「凄腕の賞金稼ぎラリーとその相棒のミニー・メイの活躍を描くガンアクション漫画。」
簡単すぎだよWikipedia!
「『ワイルド7』の望月三起也氏、絶賛っ!!
「これだけ銃と車が見られれば、もう十分得したろう!これなら、帯のコメント料はいりませんっ!!」
(コレには編集部も驚いた!!) 」
なんかもう簡単通り越してるよAmazon!
じゃあどんな話かっていうと・・・やっぱこう↑言うしか無いかも^^;)
<<結末は後日談>>
ラリーを付けねらっていたマフィアのボス・ゴールディの記憶が戻り、再び以前と同じ様に追い掛け回す事はせず、一度捕らえたラリーもあっさり帰してしまう。
帰ってきたラリーは、ハンターを休業、以前と比べ少しゆっくりとした生活へ戻っていく。
んーすげー未消化な気持ちなのですが。
もともとゴールディが「ラリーに惚れた」という大変スウィートなキッカケでしたからねぇ。あまり無理に執着し続けても辻褄が合わないから仕方無いでしょうか。まずそんな人格が狂ったボスに人望があるって変じゃないの?になっちゃいますもんね。
でも!ここでゴールディと決着が付いて(ついでに因縁もついて)仕切り直し~でもいいんじゃ~なんて気持ちはありありです。確かに決着は着いてるんですよ。それこそ「後日談」のまとめなんですが~ん~んか妙にイライラするというか、もっとやって欲しいっていうか。
また何か銃撃モノやって欲しいっす!
<<恋愛模様>>
レズビアン花盛りな本作でございます。
主人公ラリーは女性、追い掛け回したマフィアのボス・ゴールディも女性、仲間の一人ラリー気があるミスティも女性。
最終的にミスティはゴールディと一緒に暮らすんですけど、ラストで一番納得できたのはここかも。(いつまでたっても振り向いてくれないラリーよりゴールディの方がいい)
そりゃ振り向きませんわな、ラリーはノーマルだもん。
諦めるから~の辺り、ミスティもラリーも切ない雰囲気。
レズビアンという設定はあっても、ちょろっとビーン(男性)に興味を持ったり、レズを強調したシーンってそんなに無いんですよね。ノーマルな女子のワタシが読んでも、フツーに感情移入できる程度に抑えてるのは・・・やっぱり「園田さんの経験値」でしょうか。
<<園健さんはガチ>>
毎回掲載されるトリビアは楽しかったです。
車と銃の話をさせたら、園健さんの右にでる程マニアックなヒトはいません。
少なくともマンガ家の中では1・2です。
また何か銃撃モノやって欲しいっす!!お待ちしてます!