きのう何食べた?#2(よしながふみ/講談社 |
「筧史朗(弁護士・44歳・男)と、同居人矢吹賢二(美容師・41歳・男)の二人の夕飯」
なんかねーこの作品、あらすじも登場人物もどうでもいいんですよ(非道い^^;)
大事なのは料理。それだけです。
でもそれが大事
<<おいしそうは正義>>
うわ!これ絶対作る「黒蜜かけ牛乳かん」黒蜜大好きvv
黒蜜って自家製で作れるんですね!うはーびっくり!
黒蜜は好きなんですけど食べる素材が無い地域。あんみつと出陣餅(地元銘菓)くらいです。
そうトコロテンは酢醤油と辛子の地域。なかなか黒蜜売ってないし、売っていても食べる機会が少なくて瓶を買う勇気が無かったんですよねーああこれで心置きなく買えるわ。
いやー昔トコロテンに黒蜜かけて食ってみたんですが、身体が受け付けませんでした。不味くは無いんですが、なんか食べた気がしなかったですね、恐るべしインプリンティング!(ちょっと違う^^)同じ寒天なのに細く切るのと四角く切るので、ここまで違うって不思議なものです。
この本のレシピはどれも適当表現、でも適当でもポイント外してないので、人数や好みに合わせて作りやすいんですよ。
また献立の組み合わせもいいですね。
ホント、全部おいしそう!
<<ゲイでなくてもいいのにね>>
本筋の方はゲイでも何でもどーでもいいです。前の巻でも書きましたが、やっぱり妙なミソジニーやホモフォビア臭が鼻につきますな。
「筧がゲイの集まる店に行っても、誰からも声をかけられなかった」というエピソード、理由は「ゲイらしいファッションじゃなかったら」
・・・・ゲイ、というより「男なんて外見しかみてない」って考えてません?
なんかねー受け入れられないなーそーゆーの。マンガだからって記号的表現過ぎです。
女子だって、もてかわエビちゃんファッションしたからって必ずモテると限らんじゃないですか
モテないのは格好がなってないからだけじゃないっしょ^^;)
筧がゲイの方々に「興味本位でゲイ社会を覗いてるだけ」と誤解された、と表現した方がいいんじゃねーかと思いますが、掲載誌は男性サラリーマン中心の青年誌、ホモ万歳や、ゲイ社会を認めて!なんて表現しても引かれるだけ。
その辺は部分は計算でやってるんだと思ってるので、脳内で筧を松島菜々子に変換してます。変女性らしい「理想の妻」になるので笑えますよ。
本筋なんか読まなくていい、そういえば同じく青年誌掲載「美味しんぼ」と似てますね。