2008年 03月 27日
人類は衰退しました#1,2(田中ロミオ/小学館 |
あらすじはカバーから
「わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は”妖精さん”のものだったりします。平均身長10センチで3頭身、高い知能を持ち、お菓子が大好きな妖精さんたち。わたしは、そんな妖精さんと人との間を取り持つ重要な職、国家公務員の”調停官”となり、故郷のクスノキの里に帰ってきました・・・」
ほのぼのした作品が読みたい!と言ったらススメられたのがこれ。
あーほのぼのしましたー ようせいさんたまりませんなー
これはいいえすえふー こんねんどさいだいのわだいさくー
すっかり妖精さん語が飛び交う脳内、ほのぼの成分大量放出。
みたされちゅうですー
SFは、何かしらベースになる「基礎知識」がいるジャンル。そして扱いが難しいジャンル。
そのままそっくり使ってしまったらつまらない、辻褄の合わない言い訳に使ってしまったら・・・ご都合作品は遠慮したいです。
ところが!ラノベと軽く見られがちな「ガガガ文庫」の作品ですが、なかなかどうして侮れません。田中ロミオさん、咀嚼と消化が大変お上手!確かに元ネタはこれとわかるのですが、しっかりひねってあります。そしてネタの範囲は広範囲。SF作品から子供アニメ・・・2巻でイタチのノロイが出るとは^^;)
<<世界の終焉>>
そらまぁ一番強く思い出すのは「幼年期の終わり/C.クラーク」、マンガ作品なら「ヨコハマ買い出し紀行/芦奈野ひとし」の2作品。「高度に発達した科学は魔法と見分けがつかない」なんて言われたら・・・喜んじゃうよ、ねぇ^^)
3作とも「人類の終焉」がテーマだとしても、どう終わるかが違っていますね。
ある時点を境に、生まれる者すべてが「人類とは別のモノに進化する生命体」しかいなくなり、子孫の無い人類は終焉を迎える・・・のが幼年期の終わり
人口は減り続け、過ぎ去っていく人々、年をとらないロボット達だけが終わる世界を見詰める・・・のはヨコハマ買出し紀行
ゆるゆると終わっていく人類が、既に出現した次世代の生命体「妖精さん」を観察した記録・・・が人類は衰退しました。
テーマは同じでも切り口は違う。どれも同じでどれも違う。
それが個性、その個性を出して書ける作家さんなら!ラノベだろうが岩波文庫だろうが構いませんってば。
<<ぎみっく>>
SFのもうひとつの面白さ・・それはギミック。
現在の科学では実現しないんじゃないかと思われる道具。ここでは理論としては間違っていないかもしれないけどありえない生命体、なんかも入れときましょう。
そのギミックがどれだけ楽しいのか?
作中に出てくる妖精さんではありませんが、たのしさだいじー
バカバカしいのだけど、笑ってしまえる道具がわらわら出てきて、理解できない使い方をされる。不条理で何が何だかわからないけど笑える・・・SFって難しい事こねくり回してるだけじゃないですから!楽しいよ!
<<妖精さん>>
イラストいいです!童話みたいなんですよね、この作品。もう雰囲気ピッタリ!
描いた方は「山崎透」さん。
本文から外れてないし、またそのまま描写してもいない。ほんの少しだけ読者が想像で膨らませる余地があるシーンの絵がほのぼのさ倍増ですよ。
もう主人公の調停官ちゃんがかわいい、妖精さんもかわいい!
妖精さんは動いてるのも良しですが、丸まってる妖精さん描写が丁寧で良いです。
これも「萌え絵」の部類なんでしょうけど、こういう萌えは貴重。
でも・・・雰囲気で「とんがり帽子のメモル」思い出しましたーっ!すみませぬー
丸まって反省。つつき回しの刑は禁止^^)
「わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は”妖精さん”のものだったりします。平均身長10センチで3頭身、高い知能を持ち、お菓子が大好きな妖精さんたち。わたしは、そんな妖精さんと人との間を取り持つ重要な職、国家公務員の”調停官”となり、故郷のクスノキの里に帰ってきました・・・」
ほのぼのした作品が読みたい!と言ったらススメられたのがこれ。
あーほのぼのしましたー ようせいさんたまりませんなー
これはいいえすえふー こんねんどさいだいのわだいさくー
すっかり妖精さん語が飛び交う脳内、ほのぼの成分大量放出。
みたされちゅうですー
SFは、何かしらベースになる「基礎知識」がいるジャンル。そして扱いが難しいジャンル。
そのままそっくり使ってしまったらつまらない、辻褄の合わない言い訳に使ってしまったら・・・ご都合作品は遠慮したいです。
ところが!ラノベと軽く見られがちな「ガガガ文庫」の作品ですが、なかなかどうして侮れません。田中ロミオさん、咀嚼と消化が大変お上手!確かに元ネタはこれとわかるのですが、しっかりひねってあります。そしてネタの範囲は広範囲。SF作品から子供アニメ・・・2巻でイタチのノロイが出るとは^^;)
<<世界の終焉>>
そらまぁ一番強く思い出すのは「幼年期の終わり/C.クラーク」、マンガ作品なら「ヨコハマ買い出し紀行/芦奈野ひとし」の2作品。「高度に発達した科学は魔法と見分けがつかない」なんて言われたら・・・喜んじゃうよ、ねぇ^^)
3作とも「人類の終焉」がテーマだとしても、どう終わるかが違っていますね。
ある時点を境に、生まれる者すべてが「人類とは別のモノに進化する生命体」しかいなくなり、子孫の無い人類は終焉を迎える・・・のが幼年期の終わり
人口は減り続け、過ぎ去っていく人々、年をとらないロボット達だけが終わる世界を見詰める・・・のはヨコハマ買出し紀行
ゆるゆると終わっていく人類が、既に出現した次世代の生命体「妖精さん」を観察した記録・・・が人類は衰退しました。
テーマは同じでも切り口は違う。どれも同じでどれも違う。
それが個性、その個性を出して書ける作家さんなら!ラノベだろうが岩波文庫だろうが構いませんってば。
<<ぎみっく>>
SFのもうひとつの面白さ・・それはギミック。
現在の科学では実現しないんじゃないかと思われる道具。ここでは理論としては間違っていないかもしれないけどありえない生命体、なんかも入れときましょう。
そのギミックがどれだけ楽しいのか?
作中に出てくる妖精さんではありませんが、たのしさだいじー
バカバカしいのだけど、笑ってしまえる道具がわらわら出てきて、理解できない使い方をされる。不条理で何が何だかわからないけど笑える・・・SFって難しい事こねくり回してるだけじゃないですから!楽しいよ!
<<妖精さん>>
イラストいいです!童話みたいなんですよね、この作品。もう雰囲気ピッタリ!
描いた方は「山崎透」さん。
本文から外れてないし、またそのまま描写してもいない。ほんの少しだけ読者が想像で膨らませる余地があるシーンの絵がほのぼのさ倍増ですよ。
もう主人公の調停官ちゃんがかわいい、妖精さんもかわいい!
妖精さんは動いてるのも良しですが、丸まってる妖精さん描写が丁寧で良いです。
これも「萌え絵」の部類なんでしょうけど、こういう萌えは貴重。
でも・・・雰囲気で「とんがり帽子のメモル」思い出しましたーっ!すみませぬー
丸まって反省。つつき回しの刑は禁止^^)

