オペラ座の怪人 |
ネタバレつーても、もう世界的に有名な話だからいいよね?
なんか見直してみたらラストの解釈に相違が。
最後のシーン、クリスティーヌの墓にラウルが来た時、既にバラが一輪供えてあって、そのバラには昔ファントムがクリスティーヌに送った指輪が付いていた・・・
このバラは誰が置いたのか?
ファントムだと思ってましたよ。彼がずーっとクリスティーヌを見守ってたのかと。ロマンチックなオチやねぇ~と思ってました。
が!「そりゃ~無理があるだろ~」って言われまして。
ファントムってメグのお母さんより、数歳若いくらいのはず。クリスティーヌが亡くなりラウルも立ち上がれないくらいの年齢なら、もっと年上のファントムは既に死んでるよ。
いや、そこは「ファントム」なんだし。死んでも「幽霊で」つーのもありなんじゃ?
クリスティーヌは解放された時、指輪をファントムに返したろ?あの指輪をファントムが持ち続けている事は無いと思う。たぶん、あの地下室に置いて行ったよ。
「オレに返すつもりならば~捨ててくれ~」って寺尾聡も歌ってるじゃん。
ルビーじゃねぇし。しかし一理あるっすね。んじゃ誰が置いたと思う?
たぶんメグ。彼女も地下室にクリスティーヌを助けに行ってるから、あの時に持って帰ってきたと思う。
そーねーメグ自身もファントムに同情していただろうし、気持ちが揺れているクリスティーヌを誰より理解していたはず。
という訳で3つ考えてみました。
①指輪はファントムが持っていて、クリスティーヌを見守っていたファントムがバラと一緒に墓に供えた。
②指輪はメグが持ち帰り、クリスティーヌに渡した。
クリスティーヌはラウルと結婚するが、ファントムへの愛情があった事も事実。指輪を捨てる事も持ち続ける事もできず、自分の死後墓に入れてもらう約束で信頼できるメグに預けた。
③指輪はメグが持ち帰り、そのままクリスティーヌに渡す機会も無く持っていたが、死後ようやく返す事ができた。
おー結構いろいろ考えられるなぁ。ちょっと視点変えたら面白いですね。
でも、マスカレード・ダンサーズにR.田中一郎が入ってる説はいかがなモノかと思うぞ。
いそうだけど。