ディエンビエンフー#4(西島大介/小学館 |
グリーンベレーのヤーボ大佐がCIDG計画として山岳民族を率いてみたり。
CIDG計画ってのは「民間不正規戦グループ・計画」のコトです。「ベトナム戦争をベトナム人の手でやらせよう」と1961年11月にブオンエナオで始められ、山岳民族を教育して反共作戦部隊として・・・っても実際は医療看護や教育という地味なモノだったそうですが。
ええナム戦映画好きなワタシとしては鼻血吹きそうな辺りっす^^;)
オマケ&解説のアオザイ通信に特別版「もしベトナムに核が落ちたら」も収録。
マクナマラ元国務長官のお話でした。
<<新年早々濃い目ですみません>>
マクナマラ元国務長官と言えば、先日ニュースに出てきてましたね。
ノーベル平和賞を受賞した佐藤栄作元首相が、日中戦争を想定して「中国への核報復」を打診していたという話(この時の国務長官がマクナマラ氏)。佐藤元首相の平和賞の受賞理由が非核三原則とアジアへの平和貢献だっただけに、ショックが~なんてスタンスの報道でした。
・・・これ何がショックなのかわからなかったんですよねワタシ。
「日中戦争を想定して」想定ですよ?首相として、日米安保条約が正しく発動するのか確認する事の何が悪いんでしょ?使用の可能性を検討するだけでショックとか言われちゃうとはな~
逆に事前に何の対策検討もされてないのに、兵器だけ準備されてたら怖いと思うんすけど^^;)
と笑い話にしてますが、核は抑止力として使われないのが正しい使い方だと思ってますし、賞もらったのは「核をつかわなかった」からだけじゃありませんしね。佐藤元首相のノーベル平和賞、マクナマラ元国務長官のアインシュタイン平和賞、両方とも間違っちゃいないかと。
殺るだけ殺って死ねれば本望なんて指導者じゃなかったんだから、いいんぢゃねーでしょうか?もっちろん妄信したり英雄視する気もありませんが~憤慨して騒ぐ気にもならんってか、何でニュースになってるかわからん話でしたね。